みなさまごきげんよう!
こんな人のための記事です。
筆者は社労士資格を取得して、
✅専門知識を付けることができたし、
✅自信を付けることもできたし、
✅人脈も広げることもできたし、
キャリアが大きく変わったと感じています。
とは言え、社労士試験に合格するにはそれなりの「時間と労力」が必要です。
この記事では社労士10年超の経験をもとに、
❶社労士で人生が変わる理由
❷人生とキャリアを変えるためすべきこと
❸社労士を活かすための働き方
これらを現在進行形の体験談も交えて具体的に紹介していきます。
社労士は人生が変わる!といわれる3つの理由
専門家として扱ってもらえる
社労士は人事などの管理部門で働いている人を中心に知名度の高い資格です。
そして合格率が一桁ということもあり、一目置かれる存在になります。
会社や組織で人を雇用していると、
- 複雑な手続きの仕事が発生するんだよな~
- この法律や制度の解釈はこれでよいかな?
- 人事労務のトラブルが発生したけどどうすべき?
などの事例や相談は必ずあります。
そんな時に専門知識をもった社労士はまさに貴重な存在です。
社労士などの専門職で求められるのは、次のことです。
✕ 年上や年下などの年次のこと
〇 仕事に活かせる知識があるか
国家資格である社労士には当然に期待される役割があります。
それは、いかに正しい知識と根拠で分かりやすく説明できるかということです。
社労士が扱う仕事は、
✅そもそも法律の言い回しがわかりにくい
✅法改正や新制度が多く情報がよく変わる
など一般の人にはとっつきにくいものです。
回りからの信頼が圧倒的に高くなる
社労士は専門性の発揮と同時に、誠実な仕事をすることでより高い信頼を得やすい仕事です。
理由としては、
✅「会社」にとって
✅「個人」にとって
深い悩みを抱えるテーマを扱う仕事だからです。
「会社」が社労士に相談する具体的な内容は、
- 労働基準法の解釈や運用について
- 社会保険などの内容や法改正について
- パワハラなどの人事トラブル
この辺りが多くなります。
会社が抱える重要な問題について、法律の知識も交えながらアドバイスします。
「個人」から相談を受けることは、
- 働くことについての法律
- 病気やケガをした時のこと
- 年金などのお金のこと
など日常に密接したテーマを扱います。
視点は少し違いますが、
「会社」にも「個人」にも共通するのは、社労士は深い悩みの相談を受けるということ。
だからこそ、真剣に向き合うことで信頼を得やすいのが良いところですね。
飛躍するための切符になるから
深い悩みを共有される「社労士」だからこそ、自分のキャリアの飛躍にもなります。
やはり関係性が浅い時でも、「社労士」という肩書のメリットは大きいですからね。
社労士の印象
✅真面目で几帳面な人が多い
✅努力家だと思ってもらえている
✅人事労務に関する深い知識をもっている
そして、信頼を得ることで、新たな縁やきっかけをもらえて良い循環が生まれてきます。
個人的に社労士として大切にしていることは、
❶いい加減な回答は避ける
❷正確な情報収集をして適切な回答する
❸レスポンス早く対応する
などの当たり前の仕事姿勢です。
やはり「人と人」の関係性が大切なのは言うまでもありません。
信頼関係の積み重ねこそ、飛躍の切符を手に入れるたった一つの方法です。
社労士で人生を変えるためにすべき3つのこと
社労士に合格して自信を手にする
人生を変えるためには、「行動」が大切だと言われます。
そしてその行動に必要なのが「自信」だったりします。
社労士の勉強をして合格すると、
- 労働基準法などの働くルールを定めた法律律
- 健康保険や年金制度などのお金のこと
などの知識が当然に手に入ります。
それが、社労士として必要な専門知識であることは間違いありません。
でも個人的に社労士試験を通じて手に入れた、何より大切な思考とマインドがあります。
それは、
❶地道な努力こそが結果に繋がること
❷目標に向けて逆算する計画的な思考
❸成功体験から得た挑戦への意欲
一言でいえば「自信」というものです。
これらは社労士として人生を変える上で一番大切な要素だと思っています。
人生で一番勉強したのが社労士試験だという人も多いです。
でもそのおかげで「変われた」、「自分に自信をもてた」という人もたくさんいます。
合格後も知識をアップデートする
社労士は合格後もニーズが多く、活躍の機会もたくさんあります。
ただし、そのためには「合格後も知識のアップデートをする」必要があるんですね。
社労士が扱う法律は改正も多いです。
- 社会保険の給付や保険料の変更
- 働き方改革など新しい法律の制定
- 経済情勢に応じた助成金の新設や見直し
など年単位で変わっていきます。
逆に言うと、改正が多いからこそ、活躍の場があるとも言えます。
でも実務に直結した勉強は楽しいんですよね。
✅実際に役に立てる場面がある
✅どう活かすかまで考えることができる
など、実際に求められているからこそやり甲斐もあります。
ぶっちゃけ受験勉強よりも楽しかったりしますよ(笑)
とはいえ、確実に言えることは社労士試験の勉強が基礎になるのは間違いありません。
積極的に人脈を広げる
社労士として良い仕事をする上で、人脈を作っておくメリットは大きいです。
社労士の実務は、
- 解釈や判断に迷うことがあるし、
- あつかう範囲がとても広いし、
- 必要に応じて得意な人の紹介が必要
といった特徴があります。
やっぱり新しい情報や多くの事例こそ、求められますからね。
あつかう範囲も広いからこそ、人脈を広げて「生の情報源」を大切にしておくべきです。
幸い、社労士は人脈や横の繋がりが作り易いです。
理由としては、
- 受験生時代の仲間とのつながり
- 社労士会などの職域ネットワークがある
- 深く特化した専門性をもっていている
などがあるからです。
筆者の場合も受験生時代の仲間と情報交換をしたり、仕事上で関わることも多いです。
同じ価値観をもつ仲間との繋がりは本当に貴重なので大切にしたいものです。
社労士で人生は変わる!具体的な3つの働き方
社労士に合格して人生を変えるには、やはり実際に活用する必要があります。
ここからは、実際の働き方について見ていきましょう~。
社労士事務所で働く
一つ目は、社労士事務所に勤務するという働き方があります。
王道の社労士業務を身に付けるのには一番の近道と言える働き方です。
社労士事務所で働く3つのメリット
❶社労士の実務が身に付きやすい
❷特化した専門知識を習得できる
❸色んな企業や業界に携わることができる
社労士事務所で働くということは、主に顧問先のために仕事をすることが多いです。
ただし、何を強みとしている事務所なのかによって、仕事内容は大きく変わってきます。
就職先としての選ぶ時は、
✅何を強みにしている事務所か?
✅その中で自分の担当業務は何になるか?
✅代表の社労士の人柄や価値観は?
などを中心にみることでミスマッチを避けることができます。
社労士事務所(法人)によって特色が全く違うことは注意しておきましょう。
企業の総務・人事部門で働く
次に一般企業の総務・人事部門で働くという選択肢もあります。
そこそこの規模の会社で働きたいという人にはオススメの働き方です。
企業の社労士として働く3つのメリット
❶自分の会社なので愛着をもてる
❷人事としての社内外の人脈ができる
❸会社によっては給与水準が高い
企業の勤務社労士の役割は、自社の社員が働きやすい環境を創ることです。
法改正などに併せて対応することはもちろん、社内の幹部から現場まで、色んな声に耳を傾けることも大切です。
社労士事務所として顧問の立場であれば、
✅単発的な関わり
✅月に1回の定期訪問
✅トラブル時の臨時対応
このようなコンサル的な関わりになりがちです。
一般企業と社労士事務所では求められる役割も違います。
深い関わりをもって、一体感を味わいたい人には「企業の総務・人事部門」を選択するのがよいでしょう。
独立開業する
社労士は独立開業できるのが良いところです。
自分の責任と裁量でやりくりしたい人には独立開業が一番よいでしょう。
社労士として独立する3つのメリット
❶自分のペースで仕事ができる
❷裁量権があってやりがいを感じやすい
❸やり方次第で高年収が見込める
社労士の仕事は法改正やトレンド情報などアップデートが必要です。
でも努力や勉強が苦にならない人は独立開業に挑戦するのも大いにアリだと思います。
最近のトレンドとしては、
✅副業として
✅定年後のキャリアとして
などの選択肢も増えています。
もちろん、ライバルも多いですが、お金の面で低いリスクで始めることができるのが社労士開業のよいところです。
まとめ:社労士は人生が変わる資格です
社労士はキャリアと人生を変える要素が十分にある資格です。
社労士の受験のスペックは
✅10教科と幅広い勉強が必要な試験
✅合格者は1000時間以上勉強している
✅それなのに合格率は5%前後と一桁
と決して簡単とは言えません。
そして合格してからも、
✅法律が改正されたり
✅新しい制度ができたり
✅それぞれの運用面も考えたり
継続して勉強することも必要になります。
でもだからこそ、「人事・労務の専門家」として、自分らしく働くことができます。
社労士試験の勉強を通じて、
❶目標に向けて計画的に
❷地道な努力と勉強を継続して
❸成功体験で得た自信を忘れずに
行動することで社労士として人生を変えることができます。
幸いにも社労士資格は、
✅勤務社労士として
✅開業社労士として
仕事の仕方、活かし方の選択肢があります。
自分がやりたいこと、目指すことに合う働き方で専門性して社労士として活躍したいですね。
それではまたっ^^