みなさまごきげんよう。
こんな人のための記事です。
社労士たくやの保有資格
- 社会保険労務士(通称:社労士)
- 医療労務コンサルタント
- TA(交流分析)インストラクター
- 診療情報管理士(医療系)
- 施設基準管理士
- FP3級は現在勉強中
資格を目指した勉強は、
・知識を習得するのはかなりおすすめ
・なぜなら、効率的に正しく学べるから
・でも気をつけるべきことがあるよ
というのが結論になります。
それでは、資格を目指した勉強で大切なことを解説していきます。
資格取得の勉強がおすすめな3つの理由
理由①:知識を体系的に学ぶことができる
体系的とは・・順序立てて総合的に正しく学ぶこと
仕事では実務ができることが強みになるのは間違いありません。
但し、自分の仕事の実務経験が長い人でも
- 感覚的に
- 経験的に
- 何となく
仕事を覚えている人が多いのもまた事実。
さらに、現代は情報があふれている時代。
ネット上で検索したり、SNSで手軽に情報にアクセスできる。
そんな時代だからこそ逆に、体系的な知識は仕事やビジネスの場で大切になってきます。
体系的な知識が求められる理由は、
ポイント
- 問題解決する力
- 論理的に考える力
- 応用力と適応力
これらが必要になってくるから。
体系的な正しい知識をもっておくことは有利になります。
そして、知識と経験を組み合わせることで、本当の価値が生まれてきます。
理由②:テキストのクオリティーが高い
資格の勉強が体系的に学べる理由に
- テキストのクオリティーが高い
ということがあります。
これは、資格ビジネスという商売になっていることが大きいですね。
例えば、社労士などの国家資格であれば、
- 資格の大原
- クレアール
- スタンディング
など予備校が切磋琢磨して高いクオリティーの教材が開発されています。
ビジネス系の資格などは特に参入している予備校が多いので、
- 簿記
- ファイナンシャルプランナー
なども同じことが言えます。
その他、書店では色んな資格のテキストが販売されていますが、どれも洗練されていて、クオリティーが高い。非常に学びやすくなっていますね。
理由③:合格という明確な目標があり継続しやすい
資格を目指すということは、
- 合格=ゴール
という明確な目標があることも継続しやすい理由になりますね。
継続しなければ身に付かないのは知識もスキルも同じ。
更に“資格”を目指さない勉強の場合は、
- 知識が断片的になる
- 学びを継続しにくい
などやり方によってデメリットがあります。
資格取得を目指す場合は、
- 試験日から逆算する
- 計画的に学習する必要がある
- 学びの必達ラインを意識する
ということが付きもの。
当然その方が効率的、そして確実に正しく知識を学ぶことができます。
そして、仮に試験に合格した場合は
- 履歴書やプロフィールに書ける
という目に見えた成果も現れます。
今は“転職時代”でもあり、キャリアアップのきっかけになることも多いです。
資格を目指した勉強で注意点したい2つのこと
①資格だけでは収入は上がらない
ってことは基本的にありません。
会社や組織にとっては、やはり経験と実績が大切。まだまだ年功序列な会社も多いことでしょう。
資格を取得した後に大切なことは、
- 習得した資格と知識を“自分で活かす”という姿勢です。
資格を取得して上手く活用できると、
- いい会社に入ることができる
- 転職時に有利になる
- 社内で希望の仕事につける
など一つの大切な“きっかけ”になることがあります。
筆者の場合も24歳で国家資格の社労士に合格したからこそ経験できたことが沢山あります。
②資格ビジネスに注意
資格取得を目指した勉強は上記で述べた通り、
おすすめな3つの理由
1、体系的に知識を学ぶことができる
2、テキストのクオリティーが高い
3、合格という明確な目標があり継続しやすい
ということで、おすすめかつ効率的なことは間違いありません。
但し冷静に考えると、お金の面で考えると
”払っている側”
であるのは客観的な事実です。
資格を通じて儲かっているのは、
- 資格の運営者(国・民間団体)
- 予備校、スクール
- コンサル業者
などですからね。
もちろん、趣味で資格をたくさん取得することに問題はありません。
但し、“資格を活かしてキャリアアップしたい”という人は、
- 自分のやりたいことに向かって行動すること
- どの資格を勉強するかを見極めること(方向性)
も大切になってくることを忘れないようにしましょう。
イメージとしては、資格は知識を身に付けるための入口という感覚が良いですね。
結論:スタート型の目標で資格の勉強をしよう
目標の立て方には二通りあると言われます。
- ゴール型
- スタート型
そして経験から資格の勉強をする時には、2つのバランスが大切だと思っています。
- ゴール型=試験合格
明確な目標、いわゆるゴールは分かりやすい。
課題なりやすく、また意識されないのは、“スタート”の方の目標です。
たとえば、有名なのはイチロー選手。
イチロー選手はスタート型の目標だったと言われています。
ゴール型:大リーガーになる
スタート型:大リーガーになって活躍する。
「活躍する」という一文をいれるだけで、答えが一つではなくなるんですね。
野球で考えてみると、
活躍の仕方
- ホームランバッターになること
- 守備が上手になること
- バントの名人になること
- 名コーチとして指導に当たること
など多くの可能性が出てきます。
今までの経験や環境、自らの性格によって選択肢が大きく広がります。
もちろん、資格の勉強を始めたら、
- その資格は絶対に合格する
という強い意志で学ぶことは必須です。
なぜなら、そこがスタートラインになるから。
但し、そこで終われば、何も変わらないのもまた事実。
その資格を活かして、
という自問を事あるごとにしてみてください。
資格の勉強期間も、合格した後も。
きっと、モチベーションや活躍の仕方が全く変わってくるはずです。
それでは、またっ(^^)