みなさまごきげんよう。
こんな人のための記事です。
筆記試験については、昔から本番にめっぽう強いという人が確実に存在します。
試験の前日と当日の過ごし方で大切な心構えは次の通り。
○ 平常心で普段の実力を発揮できるようにする
✕ 詰め込んで、実力を更に伸ばそうとする
合格ボーダーラインの人にとっては、メンタルを整えて普段の実力以上の力を発揮することが大切になります。
この記事では、約5年間の国家資格の講師経験もある筆者が、実力を発揮するための前日と当日の過ごし方ついて紹介していきます。
筆者の受験に関するスペック
・国家資格 社会保険労務士に合格(合格率5.4%)
・社会保険労務士の受験講座の講師経験(5年間)
・診療情報管理士など医療系資格を複数保有
試験前日と当日の過ごし方5つのポイント
ポイント①簡単な問題を解いて集中力を高める
試験の前日と当日は、今までたくさん“勉強してきたこと”に改めて触れる!という効果は絶大です。
特に試験の日の朝は簡単な問題を解くことで、
- 試験モードに頭を切り替えられる
- スムーズに解くことで自信をつけれる
という効果があり、リラックスして高い集中力で試験を受験することができます。
個人的に試験と離れた方法ではなく、勉強してきた教材を見直してリラックスできる価値は大きいですね。
ポイント②新しいことをやらない
試験の前日や当日に、新しいことに手を付けることは避けましょう。
新しい勉強を始めるデメリット3選
1、余計に知識が混乱する
2、復習の時間がとれない
3、自信をなくす可能性がある
合格ボーダーラインの人にとって試験日のメンタル状態は極めて重要です。
だからこそ、復習する時間もない中でメンタルを動揺させないようにしましょう。
ポイント③持ち物チェックをする
試験日の持ち物は必ずチェックしておきましょう。
意外と意識されていませんが、受験において持ち物は合否結果に影響するぐらい重大なものです。
持ち物の性質としては、
1、受験するために“必須”なもの
2、集中力を維持のために“あれば嬉しい”もの
という具合で、2つの側面があります。
例えば、試験会場は冷房が効きすぎている場合が多いですが、“羽織もの”を持っているかどうかで、集中力の維持は大きく変わってきます。
持ち物チェックは、別の記事でまとめています。試験合格を勝ち取るためにも、一読しておきましょう。
【持ち物チェックリスト】社労士試験の当日にもっていくべきアイテム10選
ポイント④しっかりと睡眠をとる
本試験の時に睡眠不足なのは“百害あって一利なし”です。
なぜなら、本試験で実力を発揮するためには、高い集中力が必要だからです。
睡眠不足は身体的にもメンタル的にも悪影響を及ぼします。
睡眠不足が及ぼす5つの影響
1、身体が重くなる
2、集中力が落ちる
3、記憶力が落ちる
4、判断力が落ちる
5、頭がさえなくなる
とにかく前日は体調を整えて、試験当日はフレッシュな頭で受験に集中できるように、しっかりと睡眠をとりましょう。
ポイント⑤食事にも気をつけてリラックスする
試験の前日と当日は消化に良いものにして食べ過ぎないようにしましょう。
筆者も“前日の三食”と“当日の朝食及び昼食”には気をつかっていました。
その他にも、リラックスの方法として、
- 落ち着く音楽を聴く
- 睡眠をしっかりとる
などは一般的によく言われることだと思います。
とにかく自分なりにリラックスした状態で受験してこそ、普段以上の実力が発揮できます。
まとめ:本試験で大切なのは平常心を保つこと
本試験では、今までの努力とがんばりの成果をしっかりと発揮する必要があります。そして、前日・当日の過ごし方で、本来の実力を発揮できるかどうかが変わってきます。
試験の前日と当日の過ごし方5つのポイント
1、簡単な問題を解いて集中力を高める
2、新しいことをやらない
3、持ち物チェックをする
4、しっかりと睡眠をとる
5、食事にも気をつけてリラックスする
今までの努力を最大限に活かすためにも、試験の前日と当日の過ごし方には気を遣いましょう。
最後に、どれだけ前日と当日を含めて準備をしても、本試験では“必ず出会う問題”というのが2つあります。
✅見たことのない問題
✅どうしても迷う問題
これらは、どの試験にも必ず出題されるものです。
でもそれは他の受験生も同じなので、最後は自分がやってきたことを信じる姿勢も大切です。
それではまたっ。