みなさまごきげんよう。
こんな人のための記事です。
社労士試験は長丁場なので、「やる気が出ない!」は誰もが一度は感じるものです。
筆者は社労士受験について、それなりに長く携わってきました。
社労士受験に関する経験
☑ 社労士試験の受験生として2年間勉強
☑ 社労士試験の勉強に合計1,500時間ぐらい費やした
☑ 約5年の社労士受験講座の講師経験がある
経験から「やる気が出ない!」となる理由は意外に共通していることが多いです。
だからこそ、それを上手く乗り越えていくことが試験合格の重要なポイントになります。
社労士の勉強:やる気が出ない時のモチベーションアップ法7選
早速ですが、具体的なモチベーション維持の方法を紹介していきます。
受験勉強では必ず訪れる問題なので、乗り切るヒントにしてくださいね(^^♪
モチベーションアップ法①:合格後の活躍をイメージする
いきなりですが、社労士に「合格後」のことをイメージしてみましょう。
社労士試験を受験する目的は、
【✕】 社労士試験に合格するだけ
【〇】 社労士になって”活躍する”
「合格の先」に手に入れたい将来があるはずです。
勉強に息詰まると、つい”やらない理由”を考えてしまいがち。
でもそんな時こそ、リフレッシュも兼ねて「勉強のきっかけ・合格後のこと」を見つめ直してみましょう。
社労士を目指したきっかけは、
✅転職や再就職を考えている
✅自分らしく手に職を付けて仕事がしたい
✅独立・開業も視野にいれている
このようなそれぞれの思いがあるはずです。
もし曖昧な人や考え直したい人は下記の記事も参考にしながら、具体的な仕事内容までイメージしてみましょう。
【社労士の仕事って?現役社労士が詳しく解説】
モチベーションアップ法②:学んだことを人に教える
勉強を通じて学んだことを教えることにはメリットが沢山あります。
「教える」のメリット3選
❶説明力や伝える力がアップする
❷伝えることで知識の定着にもつながる
❸純粋に人の役に立てればやる気が上がる
筆者は社労士試験については、本当に勉強仲間が多かったので乗り切ることができました。
”教える”というのが難しい環境である場合も、
- 近くの人にちょっぴり伝えてみる
- SNSなどで情報発信してみる
など勇気を出して、試しにやってみましょう。
自分では当たり前になっていることも、他人には貴重な情報になっていることはよくあることです。
筆者は受験生時代、病院に勤めていたので、例としてこんな質問を受けたことがあります。
質問されたこと
✅これって労災になるの(労災保険)
✅高額療養費について(健康保険)
✅年金をもらう条件について(厚生年金)
そして「人の役に立てた」という実感はやっぱり大きなモチベーションになっていました。
モチベーションアップ法③:勉強のペースメーカーを意識する
受験勉強は長丁場のいわばマラソンのようなもの。
マラソン選手でも練習では目安となるペースメーカーの方を付けると言われます。
社労士試験の特徴として、
☑ 学習すべき科目数が多い
☑ 1科目ごとの範囲も広い
結果、長い勉強期間が必要になってきます。
勉強をしていると誰しも必ず「壁」が現れます。
人は弱くて、つい妥協してしまいがちだからこそ、ペースメーカーの役割は重要です。
今どきの受験勉強のペースメーカーとしては、主に下記の3つが考えられます。
❶王道はスクールを活用すること
❷最近ではツイッターなどSNSを利用すること
❸更には合格体験談やブログを参考にすること
自分に合うものを積極的に活用して、勉強ペースを保つことでモチベーションを維持・向上させましょう。
モチベーションアップ法④:完璧主義をやめる
受験勉強で挫折する人の傾向として、「最初から完璧を目指すこと」があります。
「完璧主義」の人がつまずく理由は、法律の勉強は全体像が分かってはじめて理解できる内容もあるからです。
学習の初期段階では、
☑ 理解が難しいところ
☑ 細かな数字や言い回し
☑ 何回もまちがう問題
この辺りは80%ぐらいでOKです。
受験勉強にはよい「リズム」で学習することも大切です。
リズムよく内容を理解して知識を定着させるために、最終的に必要なのは次の3つです。
❶反復する
❷繰り返す
❸何度もやる
「❶~❸はどれも同じ意味だ!」と突っ込まれそうですが(笑)
一つ一つを完璧に理解しようとして、立ち止まってしまうのは非効率です。
モチベーションアップ法⑤:集中できる場所で勉強する
自分の受験生時代や講師の経験から、
- 「カフェや自習室など」に無理やり行く
つまり、自宅以外が集中できるという人は多いです。
個人的には今でも勉強や読書をする時に
Ⓐ カフェに行こうか
Ⓑ 自宅でやろうか
迷う時はしばしばあります。
でも個人的には振り返るとカフェに行く選択がほぼ100%正解ということが多いです。
もちろん環境によって、自宅から出られない場合もあるはずです。
それでも、自分の力を発揮できるルーティン、そして集中できる場所は見つけておきましょう。
モチベーションアップ法⑥:ちょっぴり自分へのご褒美をあげる
受験勉強は長丁場なので、息抜きは必要です。
当然勉強ありきにはなりますが、
1日の勉強ノルマのクリアで“一杯飲む”
過去問を1周解けば“YouTubeを観る”
1科目終われば“贅沢な外食に行く”
こんな楽しみを取り入れてみるのもオススメです。
たまには体を動かすことも有効で、
- 家の近くを散歩する
- 軽く運動や筋トレをする
なども頭と身体のリフレッシュになりますね。
とにかく勉強の継続に効果があるなら取り入れていきましょう。
ちなみに勉強をしていると小腹が空いてくるもの。
個人的に【Pan&(パンド)】の冷凍パンにはまっていて、
✅ご褒美という意味でも
✅集中力を保つ意味でも
✅間食でお腹の満たす意味でも
手軽に美味しく食べれてご褒美としてもオススメです。
【 忙しい受験生や会社員へおすすめ!冷凍パン<Pan&(パンド)>を本音レビュー】
モチベーションアップ法⑦:やる気がなくてもやる
最後は「ゴチャゴチャ言わずに勉強をする!」これに限ります。
そんな時は次の3つのいずれかから、気合いで始めてみましょう。
❶得意なことから
❷簡単だと思えることから
❸繰り返しやっていることから
まずはいつも通りのペースを掴むことが大切です。
「やり始めたらやる気は出てくる!」この現象は「作業興奮」と言われます。
ポイント
×やる気が出る → やり始める
〇やり始める → やる気が出る
先に手足や頭を使うことで、“ドーパミン”というやる気物質が分泌されて、少しずつ集中力も増してきます。
「社労士の勉強やる気が出ない!」の対策まとめ
社労士試験の勉強でやる気が出ない時の対策は大きく3つです。
ポイント
❶勉強する環境を整える
❷時には気合いも必要
❸ゴールは習慣化すること
勉強環境という意味では、
✅スクール・予備校を活用する
✅対面やSNSで勉強仲間をつくる
これらの他人を巻き込んだペースメーカーを作りましょう。
気合いという意味では、やる気が出ない時でも
ポイント
❶自分の得意なことから
❷簡単だと思えることから
❸繰り返しやっていることから
長い受験勉強ではモチベーションが上がらない日でも、まじは始めることも必要になってきます。
そして最終的に大切なのは、この記事のテーマである「やる気・モチベーション」を越えることです。
【✕】 モチベーション
ではなく
【〇】 習慣化する
モチベーションが低いから
☑ 歯磨きをやめておこう
☑ 食事はやめておこう
とはなりませんからね(笑)
筆者も受験生時代は少しでも時間があれば”癖のように”教材を手にとっていました。
理想の心理状態
✅勉強していないとソワソワする
✅どう仕事を切り上げるか考えてしまう
✅罪悪感で寝れないからやり切ろう
モチベーションダウンに負けずに!!受験生の皆様を心から応援しています。
それでは、また(^^)