みなさまごきげんよう。
こんなことを感じている人のための記事です。
社労士試験はサラリーマンや主婦をしながら勉強している人が多いはず。
でも現実問題として、サラリーマンや主婦は忙しいですよね。
- 本業の会社員の仕事
- アフター5の付き合い
- 家事や子育てとの両立
- 親や親族の介護の時間
- 趣味やリフレッシュの時間
サラリーマン以外の受験生も含めて、圧倒的にこんな人が多いはず。
だからこそ、忙しい大人の勉強において、スキマ時間を有効活用することは受験を制する上で極めて大切です。
スキマ時間と言えば、
- 電車やバスなどの移動時間
- 職場でのお昼休み
- ATMなどの待ち時間
など日常生活の上で必ず発生しますよね。
これらの時間をいかに有効活用するかは、試験の合否結果に大きく影響します。
筆者はこのテーマについて、受験生としても講師としても深く関わってきました。
社労士として携わったこと
・社労士試験の勉強を2年
・社労士受験講座の講師歴5年
・現役社労士としての経験10年
スキマ時間を有効活用する考え方
スキマ時間を制するものは受験を制す
社労士試験を受ける人は次の人を中心に忙しい人が多いです。
- サラリーマンの人
- 40~50歳の年代
- キャリアアップ思考の人
忙しい人が社労士試験に合格するためのマインドとして、
スキマ時間を絶対にフル活用して社労士試験に合格する。
これが挑戦する上での大切な心得です。
ここでは、スキマ時間の定義は「3分以上」を目安にしてみましょう。
なぜなら3分あれば勉強できること、知識を定着できることが十分にあるからです。
そして、まずは自分の日常生活においての「スキマ時間」を洗い出してみる。
スキマ時間の例
- 通勤中の移動時間
- ATMやレジの待ち時間
- 職場でのお昼休みの時間
- 子育てや家事の間の余白時間
- 次の予定まで空いた少しの時間
のちほど詳しく紹介しますが、スキマ時間の活用には、スキマ時間の抽出とあらかじめ何を勉強するかを「計画しておくこと」がポイントになります。
社労士試験の合格者は1000時間は勉強したという人がほとんど。
受験勉強では“効率性”を追求しがちですが、筆者は絶対的な時間は必ず必要だと思っています。
“本試験”という本番の日程が決まっている以上、あらゆる時間は有効に活用したいですね。スキマ時間をも積み重ねれば、膨大な時間になりますよ。
と決めることが大切です(^^)
スキマ時間の活用がリフレッシュ時間も作る
社労士試験の勉強は長丁場の道のりになります。
だからこそ、受験勉強の途中においては、
- 仕事が忙しかったり
- 子育てや介護などが重なったり
- 純粋にモチベーションが低下したり
色んな出来事がおきたり、気持ちの浮き沈みもあるものです。
スキマ時間活用のメリットの一つに、
“今の生活スタイルを潰す訳ではない”という性質があります。
なぜなら、今まで「ぼーっと」過ごしていた時間を有効活用するだけだからです。
勿論、勉強すること自体がライフサイクルの変更を伴っていますが、勉強すべき時間の一部をスキマ時間に“あてがう”ことによって、トータル的に時間を活用できる可能性が出てきます。
個人的に長丁場の受験勉強では、「気分転換」も大切だと思っています。
気分転換時間の例
- 楽しい食事会や飲み会の時間
- 趣味や余暇を楽しむ時間
- 家族や子供との時間
受験勉強において一番勿体ないのは、勉強を継続できずに辞めてしまうこと。だからこそ、上記のような息抜きの時間も上手く入れていきたいですよね。
「スキマ時間」を有効活用して、それ以外の少し「まとまった時間」を
- リフレッシュの時間に充てる
- 更なる勉強の時間に充てる
これらの“選択権”をもてるように普段から「スキマ時間」を意識しましょう。
スキマ時間を活用する具体的な方法3選
何を勉強するかを決めておく
スキマ時間を有効活用するための具体的なポイントは、「あらかじめ何を勉強するか決めておくこと」に限ります。
なぜなら、いざスキマ時間ができた時に「何をしようか?」と悩んでいたのではせっかくのスキマ時間が勿体ないからです。
ポイント
スキマ時間できた=すぐに有効活用
これを実行できるようにあらかじめ計画を立てておくことが大切です。
筆者の場合、スキマ時間があれば“過去問”を解いていました。
スキマ時間に過去問を勉強するメリットは3つあります。
過去問のメリット
- 1問を解く手間と時間が少ないから
- 数問でも解いたことで達成感を味わえるから
- 受験勉強で過去問が最も大切だと思っているから
個人的にはテキストだと、どうしても1ページ読むのに時間がかかってしまうという理由で過去問が合っていました。
但し、個人のライフスタイルに応じてできるのが「スキマ時間」。
また、日によってもスキマ時間の多少も変わってきます。自分に合うスキマ時間の活用方法を探してみましょう。
どっち!?インプットとアウトプット
社労士の勉強には大きく2つの要素があります。
1、インプットすること
2、アウトプットすること
個人的にスキマ時間は「インプット」の勉強が良いと思います。なぜなら、その方が短時間の勉強でも身に付くからです。
このように明確にテーマや課題を決めることも大いにアリです。
アウトプットの勉強においては、
- 初めての問題を解く
- 深く考える場面がでてくる
- 考える過程でペン(書くこと)が必要
など、大きなエネルギーを費やすことになります。
これらの勉強には“まとまった”時間で集中的に取り組む方が断然に効率的です。
一方で、社労士の勉強は記憶力の勝負であり、その為には本試験までにどれだけ繰り返したか、反復学習できたかが重要になってきます。
スキマ時間の定義=3分~10分程度の短時間から
教材にもこだわる
スキマ時間を有効活用するにはテキストや過去問などの教材選びも大切です。
とは言え、大手予備校や出版社などが競争していて、社労士受験の教材のデキはとても良いです。
参考にスキマ時間にオススメなのは、
オススメ教材
- コンパクトなテキスト、問題集
- デジタル版のテキスト、問題集
- 動画講義(解説)
- 音声講義(解説)
コンパクトであり、視覚や聴覚もより活かせる教材です。
勿論、日ごろから勉強している教材以外を使うのはおすすめできませんので、これから教材を購入する人は参考にしてみてください。
まとめ:「スキマ時間」も積り積もれば膨大な時間に
筆者の場合は新卒時代から2年間、社労士試験勉強をしていました。
その当時は実家から片道1時間30分かけて通勤をしていましたが、その内、最低でも片道で1時間はスキマ時間学習を行っていました。
- 1日のスキマ時間=2時間
- 2時間×月20日出勤=40時間
これで月に最低40時間。更に昼休みなどのスキマ時間も活用して勉強しました。
総勉強時間の1/3ぐらいは確実にスキマ時間での勉強だったと思います。
通勤時間などは人それぞれなので、筆者のケースは少し極端な例かも知れません。
でも誰しもが、日常でスキマ時間はあるはずなんですよね。
スキマ時間の例
- 通勤中の移動時間
- ATMやレジの待ち時間
- 職場でのお昼休みの時間
- 子育てや家事の間の余白時間
- 次の予定まで空いた少しの時間
社労士試験の合格者は意外に多忙な人が多いのも事実です。
だからこそ、スキマ時間の活用は必須であり、活かすための大きく2つです。
最大のポイント
1、日常生活で活用できる「スキマ時間」を洗い出す
2、「スキマ時間」で何の勉強をするか決めておく
スキマ時間を活かすためにも“準備”が最も大切です。自分と向き合って深く考えてみましょう。
それでは、またっ。